2022年2月6日(日) 14時00分開演
サントリーホール ブルーローズ

チェロでひとつになるコンサート

音域が広いチェロならではの、チェロ・アンサンブルの魅力をお届けします。「チェロ・オーケストラ」が奏でる豊かな響きをお楽しみに!

出演

■第1部

 佐藤 響・西田 翔

■第2部

 指揮:山本祐ノ介

 演奏:チェロ・オーケストラ

 (チェリストの集い参加者による)


料金

会員:¥3,000

前売:¥3,500

当日:¥4,000

学生:¥2,000



プログラム

■第1部

 G.クラム:無伴奏チェロソナタ

 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番より

■第2部

 A.ピアソラ:アヴェ・マリア

 K.ダヴィドフ:賛歌

 J.シベリウス:悲しきワルツ

 ビートルズ:メドレー

 小林 幸太郎:チェロの為の

 ハーモニックファンファーレ ほか

チケット販売

■サントリーホールチケットセンター

▼会員・前売・当日・学生

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※「会員向け販売」は日本チェロ協会の正会員又は学生会員が対象です


出演

 

山本 祐ノ介

指揮 (第2部)

両親ともに作曲家の家庭に生まれ、早くからピアノ、作曲を学ぶ。また指揮を父山本直純、籾山和明、川本統脩の各氏に師事する一方、チェロを斎藤建寛、堀江泰の各氏に師事。東京藝術大学を経て同大学院を修了。ハレーストリングクァルテットのチェロ奏者、東京交響楽団首席チェロ奏者などを経て、現在ソロチェリスト及び、指揮者として活躍中。指揮者としては、京都市響、東京ニューフィル、新日本フィル、日本フィル、東京シティ・フィル、京都フィル室内合奏団等に度々招かれるほか、各地のジュニアオーケストラや市民オーケストラを指揮、特にファミリー向けのコンサートでは企画、編曲、指揮、司会を務め好評を得ている。2002年に行われた「日韓親善チェロコンサート」では、日韓300人のチェリストによる合奏を指揮、‛11年開催の「チェロ・コングレス・イン・ジャパン(サントリーホール)」、‛12年より毎年開催されている「チェロの日」等に於いてチェロアンサンブルを指揮し絶賛を博している。‘11年に東京ニューフィルハーモニック管弦楽団常任指揮者に就任。また‘14年には同オーケストラのメンバーからなる東京ニューフィル・ポップスオーケストラの設立に尽力、『寅さんクラシックコンサート』、『華麗なる映画音楽の世界』(民音主催)、『名画座コンサート』(朝日新聞社主催)、『ゆうのすけの“名画座”コンサート』(杉並公会堂共催)などの企画で音楽界に新風を巻き起こしている。‘13年にはミャンマー国立交響楽団を指揮し国立放送局制作の番組に出演。同時にミャンマー国内の盲学校やヤンゴンの日本人学校でのアウトリーチ活動を行う。以後定期的に招かれ

、‘14年には同オーケストラの国立劇場での公演を指揮し大好評を博す。‘15年ミャンマー国立交響楽団音楽監督兼首席指揮者に就任、わずかの間にオーケストラのレヴェルを飛躍的に高め、高い評価を得ている。2019年12月公開、映画『男はつらいよ お帰り寅さん』では音楽収録の指揮を務めた。

クラシックコンサートはもとより、アニメーションや戯曲などを含む広い分野で作、編曲、指揮、及びチェロ演奏を手がけているが、そのすべての活動に於いて、人々の心に安らぎと勇気を与えるため、心あたたまる表情豊かな音楽を追究している。


 

チェロ・オーケストラ

(第2部)

「チェリストの集い」に参加するチェロ愛好家と、プロのチェロ奏者から構成される、チェリストによるオーケストラです。「チェロの日」では、主にチェロ愛好家を対象とした「チェリストの集い」が開催され、アンサンブル演奏を楽しんだり、チェロやその音楽について学ぶ「チェロ・ゼミナール」を受講します。チェロ・オーケストラの出演メンバーは、チェロの日の期間以外にもおよそ10回の自主練習を開催し、「チェロでひとつになるコンサート」での演奏に向けて準備を重ねています。

音域が広く豊かな響きを持つチェロならではの迫力あるチェロ・オーケストラ演奏をぜひお楽しみください。

 

佐藤 響

チェロ (第1部)

6歳よりチェロを始める。2017年第4回刈谷国際音楽コンクール弦楽器部門中学生の部最優秀賞、併せて刈谷市議会議長賞受賞。2017年第27回日本クラシック音楽コンクール全国大会チェロ部門中学校の部最高位(第2位)。2018年第18回泉の森ジュニアチェロコンクール中学生の部銀賞。2020年第74回全日本学生音楽コンクール全国大会チェロ部門高校の部第1位。東京藝術大学 早期教育プロジェクト2015にて河野文昭氏、同2016にて中木健二氏の指導を受ける。これまでに中島顕氏、林良一氏、現在、中木健二氏に師事。

©井村重人

西田 翔

チェロ (第1部)

5歳より大分県でチェロをはじめる。2015年、第15回泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門金賞。2019年、同コンクール中学生部門金賞。第28回日本クラシック音楽コンクールチェロ部門中学生の部第2位(最高位)。第13回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門中学生の部第1位、併せてセシリア音楽賞受賞。2020年、第74回全日本学生音楽コンクールチェロ部門高校生の部全国大会第2位、併せて横浜市民賞受賞。2021年、第19回東京音楽コンクール弦楽器部門入選。第23回日本演奏家コンクール弦楽器部門高校生の部第1位、併せて兵庫県知事賞受賞。2018年藝大フィルハーモニア管弦楽団、2021年東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2022年5月、NYカーネギーホールで行われる演奏会に出演予定。これまでに、白沢史子、土田浩、河野文昭、中木健二の各氏に師事。現在は堤剛・藤森亮一の両氏に師事。室内楽を山崎伸子、練木繁夫両氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)2年に在籍。使用楽器は、東京美容外科統括院長麻生泰氏より貸与のGiuseppe Antonio Rocca(1854年)。